みんなちがってみんないい
東京と大阪は感染状況が違います
【速報】東京で新たに40人の感染確認 「不要不急の外出自粛を」
2020年3月27日 金曜 午後4:36【Fuji News Network】
3日連続、40人以上の感染が確認された。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都で、27日に新たに40人の感染が確認されたという。
小池都知事「たった今の暫定の数字ですが、感染者40名。学校活動のさまざまな場面における具体的対応や、万が一、感染者が発生した場合の対応などを加えて、都としての指針を定めて、昨日は都立学校などへ通知した」
小池都知事は、27日午後4時から会見を開き、東京都で新たに40人、新型コロナウイルスの感染が確認されたことを明らかにした。
東京都では、25日に41人、26日に47人、そして27日が40人と、3日続けて40人以上の感染者が確認されている。
小池知事は、現状について「感染爆発の重大局面」として、今週末の不要不急の外出を自粛するよう、強く呼びかけている。
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これは東京のお話で、関西は先週末の3連休で移動を自粛した結果新規感染者は増えていません。東京や埼玉では本来往来を自粛すべきところを、わきが甘くなって何も対策を取りませんでした。その結果が、東京での感染の爆発的増加です。なんでも、大事なところで対策を打たないと後からフォローするのは大変です。
ゴールボール(パラ&ユニバーサルスポーツ)
ゴールボール競技は、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた傷痍軍人のリハビリテーションの効果を促進するために考案されたリハビリテーションプログラムの一つでしたが、1946年にオーストリアのハインツ・ローレンツェン、ドイツのセット・ラインドルの両氏によって競技として紹介されたのが始まりとされています。
パラリンピック大会には、1972年にハイデルベルグ大会(当時西ドイツ)で公開競技、1976年にトロント大会(カナダ)で正式種目となり、1978年にオーストリアでワールドチャンピオンシップが開かれ世界的に広まっていったとされています。その後、2002年アジア・太平洋地域の障害者スポーツ総合大会であるフェスピックブサン大会において実施競技として行われ、フェスピック(極東南太平洋身体障害者スポーツ大会)は、現在アジアパラ競技大会となり引き継がれています。
現在、IPC(国際パラリンピック委員会)の加盟団体であるIBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)の公認競技となり、またパラリンピック大会夏季大会20競技の一つで、視覚障害者の正式種目(球技)として行われています。
我が国でゴールボール競技が初めて紹介されたのは、1982(昭和57)年にデンマークのスポーツコンサルタントのクラウス・ボス氏が来日し、東京都立文京盲学校を会場として競技の紹介が行われましたが全国的な普及には至りませんでした。
1992(平成4)年、財団法人日本身体障害者スポーツ協会によりゴールボール競技の本格的な競技規則の翻訳が行われ、ゴールボール競技の全国的な紹介がなされました。これを機に、東京都多摩障害者スポーツセンターや京都市障害者スポーツセンター等でゴールボール教室が開催され、競技の紹介と競技者の育成等に取り組むようになりました。
1994年
フェスピック北京大会で日本は初めてこの競技に参加(結果4位)
同年5月に日本ゴールボール協会が発足
1995年
8月イギリスで開催されたアトランタ1996パラリンピック大会のゴールボール競技予選大会に選手団を派遣
2004年
アテネ2004パラリンピック大会、女子チームが初出場、銅メダルを獲得
2008年
北京2008パラリンピック大会、女子チームが連続出場、最終結果7位
2012年
ロンドン2012パラリンピック大会、女子チームが3大会連続出場、金メダルを獲得
2016年
リオ2016パラリンピック大会、女子チームが4大会連続出場、最終結果5位
さらに同協会主催により日本ゴールボール選手権大会、審判員養成講習会等が毎年開催され全国的な競技の紹介や普及が行われています。
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この競技は、アイシェード(目隠し)を着用した1チーム3名のプレーヤー同士が、コート内で鈴入りボール(1.25kg)を転がすように投球し合って味方のゴールを防御しながら相手ゴールにボールを入れることにより得点し、一定時間内の得点の多少により勝敗を決するものです。
飛沫感染とウィルスの大きさ
マスクは種類によって感染予防力が異なります。薬局などで売られている一般的な「サージカルマスク」は飛沫感染の予防になり、主に咳エチケットの一つとして効果を発揮します。「サージカル」とは手術のことですが、手術時に医療者がマスクをするのは唾液や痰などで清潔な術野を汚染しないためです。これと同じように、咳が出る時に、病原体を含む飛沫を飛ばして、他の人に病気をうつしてしまわないために、マスクは効果的です。
一方で自分を感染症から守るためのマスクの効果は限定的です。口や鼻の粘膜に大きな飛沫が侵入するのは防げます。しかし、咳やくしゃみで口から出た時点では大きな飛沫も、空中を飛ぶうちに小さくなって広がっていきます。飛沫の粒子が小さくなると、マスクの性能によっては、防御することができません。そのため、結核などの空気感染する菌に対しては「N95マスク」などの特殊なマスクが使われています。高性能なマスクであっても目の粘膜からも病原体は感染しますので、マスクだけでは予防を完全にすることはできません。
直径5μm以上のものの侵入を防げるマスクでも、0.02~0.1μmのウイルスには効果を発揮できません。薬局などで売られている「サージカルマスク」は、直径5μmまでの粒子を除去することができます。ウイルスは0.02~0.1μm、細菌は1μm、花粉は20~40μmです。マスクの穴の大きさは、最も大きなウイルスと比較してもその約50倍ほどの大きさです。このことからも、マスクの予防効果は低いのです。
一方で、家庭内でインフルエンザが発症した場合、36時間以内に手洗いとマスクを併用するとインフルエンザの家族への感染率が低下した、という報告があります。マスクの予防効果がどれくらい寄与したかは不明ですが、マスクと手洗いをどちらも実践したのがよかったのでしょう。マスクでウイルスの侵入を防ぐことはできなくても、マスクをしていることで、看病中にウイルスがついてしまった手で、自分の口や鼻に直接触ってしまうことが防げ、結果的に感染率を下げたことが考えられます。
マスクは症状のある人がつけることで、周りの人への感染拡大を抑えることができます。症状のない人はマスクをしなくてもよいのです。ニュースでは、マスクをつけない人を非難して電車から追い出したり罵倒したりする様子が伝えられますが、これは何の科学的な根拠もなく中世の魔女狩りと同じです。社会全体で感染症と闘わなくてはならない場合、お互いのことを考えて行動することで、感染拡大リスクも根拠のない不必要な閉め出しも減らすことができます。
初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド
文部科学省は2020年3月26日、「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」を作成し、Webサイトに公開した。通級指導を担当する教師が教育現場で活用できるよう、指導の心掛けや実践例、1年の流れなどをわかりやすく紹介しています。
「通級による指導」は、1993年の学校教育法の改正によって小中学校において制度化しました。子どもの自立を目指し、障害による困難を改善・克服するため、ひとりひとりの状況に応じた通級指導を行っています。ちなみに京都府は、1980年代には「言葉の教室」として全国に先駆けて設立されていました。
文部科学省では、通級指導を受ける児童生徒数が年々増加していることから、質の担保に向けて、通級における指導方法のガイドを作成するため、2019年2月に検討会議を発足。2020年2月まで計6回の会合を通して、ガイド作成の検討を重ねてきました。
「初めての通級による指導を担当する教師のためのガイド」は、「通級指導を担当するにあたって」「通級指導の1年間の流れ」「実践例」「知っておきたい基本事項・用語」の全4章で構成。初心者でもわかりやすい内容とし、添付したQRコードから関連する動画や解説資料なども参照できます。
第1章では、読み書きに時間がかかったり、友達とのコミュニケーションがうまく取れなかったりするなど、障害があることによって学習面や生活面で困難がある子どもへの指導の心掛けを助言。困ったことがあれば、1人で悩まずに相談することもアドバイスしていまず。
第2章では、通級指導の1年間の動き、個別の教育支援計画や指導計画などを解説。第3章は、教材や教具、学校行事の活用など、全16の実践例をピックアップ。第4章では、情緒障害・学習障害(LD)・自閉症など、通級指導に通っている子どもが困っていることについて、知っておきたい基本事項や用語などをまとめています。
ガイドは、文部科学省のWebサイトからダウンロードできるほか、Webサイトにも掲載。スマホ表示にも対応しています。
障害を持つ子どもの「きょうだい児」
障害を持つ子どもの「きょうだい児」が、子どもらしく健全に発達しているかどうかについては、アダルトチルドレンの5つのタイプを基準に考えます。アダルトチルドレンとは、子どもが子どもらしく育つことのできなかった家庭、つまり「機能不全」家族で育って大人になった人(Adult Children of Dysfunctional Family)という意味で使われ、次のような5つのタイプに分類されます。
ヒーロー:優等生であり家族の誇りとなるような行動をとることで自分の存在価値を得ようと頑張るタイプであり、疲れていても休めない、完璧にできない自分を責めるといった傾向がある。
身代わり:家でも学校でも何かとトラブルを起こすことで、家族の中にある葛藤や緊張から目をそらさせる役割をしているタイプであり、内面にある寂しさやつらさを誰にも言えずに行動にあらわす傾向がある。
いなくなった子:ほめられるわけでも問題を起こすわけでもなく、目立たずに存在を忘れられたかのようにしているタイプで、目立たずにいることで自分が傷つくことから身を守っているものの、孤独感を強める傾向がある。
道化師:おどけた態度やしぐさで家族の緊張を和らげ、場を和ませる役割をするタイプで、自分の辛さをはっきり言葉にすることができないという傾向がある。
世話役:小さい時から親の面倒をみたり、愚痴や相談を聞いたりとカウンセラーのような役割を果たし、妹や弟の保護者役になったりするタイ プで、自分のことはいつも後回しにしているため自分の感情やしたいことがわからなくなる傾向がある。
(財団法人国際障害者記念ナイスハート基金 『障害のある人のきょうだいへの調査報告書』(2008) より)
これらのタイプを1人で複数持っているとか同じ人でも年齢によって入れ替わってくる場合もあります。親や学校の先生、周囲の大人には、こういった機能不全家族で育った子どもの特徴をきょうだい児が出していたときは、それを助長しないように関わります。ヒーロータイプで苦しいのに、真面目で責任感強いからと、便利使いで役割を引き受けさせると本人の生きづらさを助長するので、その子の家庭背景を踏まえた本質を見て関わり方を考えてあげてほしいと思います。
きょうだいたちは困っていても相談できない人が多くて、その背景には、親に手伝ってほしいことや相談したいことがあっても遠慮をしてきた経緯があります。そういう子どもには、困っている時に適切に相談するスキルを身に付けられるように(なおかつ、自尊感情を肯定的に保てるように)関わってあげる必要があります。
子どもが子どもとしていられる場所とか気持ちを吐き出す場所があるということはとても大切で、小さいときからケアしておかないと思春期に精神疾患を発症したりすることもあります。正確な数値はありませんが、きょうだいの精神疾患発症率は高いと言われます。また、学齢期だと周囲に人の目がまだありますが、大人になると仕事の相談はするけれどそれ以外の人生相談ってなかなかしないし、家族背景にまで立ち入ったアドバイスもしてもらいにくいですから、支援を受けにくくなるので配慮が必要だと考えられています。