滑り台
Oちゃんが初めて滑り台に上がって足から滑り降りました。スタッフみんなで大喜びです。滑り台は発達的に考えると2歳を超えると滑れるようになります。1歳なりたて児の滑り台の滑り方で一番よくあるのが、スロープをよじ登って力尽きて腹ばいに落ちてくる子です。次は階段を上がって踊り場でそのまま頭から滑る危ない子です。つまり、姿勢の転換ができないのです。
滑り台は1歳半の節目を試す遊具でもあります。登ったら姿勢を変えて足から滑ります。つまり、遊具に合わせて体を調整しているのです。ここから、場面に沿う、指示に沿う力が芽生えてくるのです。それまではお母さんの真似がしたくて、櫛を反対向けていたのが毛の方に向けたり、スプーンで茶碗をたたいていたのが落とさないで抄うことに気が付いたりと、意味を操作で理解していきます。なので、Oちやんの滑り台の踊り場での姿勢転換(座ったままの足の入れ替えでしたが)はすごいことなのです。