災害と障害者
台風19号は心配していたコースより東寄りになったので、関西は大きな被害はありませんでした。すてっぷは若干雨漏りが生じておりますが・・・。しかし、東海・甲信越・関東・東北と広範囲に史上初という大雨を降らせて、大河川の堤防が決壊して大きな被害をもたらしました。被災地を思うとき、いつも特別支援学校や放課後デイはどうなっているんだろうと心配しています。特養などの大きな老人施設は報道されますが、特別支援学校や小さな放デイの情報はほとんど入りません。昨年の西日本豪雨。約3割が冠水した岡山県倉敷市真備町地区の岡山県立倉敷まきび支援学校は壊滅的な浸水をしました。当然その周囲にあった放デイや成人施設も被害にあいました。支援学校はまだPTAなどの組織がありますから支援提供の情報ルートがありますが、放デイなどの弱小事業所は自力で何とかするしかありません。倉敷まきび支援学校は先月やっと学校が復旧したという知らせが入りました。なんと1年以上かかっての復旧でした。税金で復旧する学校と違い、放デイは自力で復旧するしかありません。今回も多くの障害者施設が被害にあったはずです。障害者の社会インフラはなかなか他のものでの代替がききません。災害の被害を見るたびに人ごとではないなぁと思います。