比例・反比例
比例・反比例は小6の算数で習い,中学,高校の数学科でもずっと使っていきます。
この単元では文章を読んで式に直し,「比例か」「反比例か」を答えることがあります。例としては
①180ページある本をxページ読んだ時,残りページ数をyとする。
②半径がxcmの円の周の長さをycmとする。円周率は3.14とする。
③90cmのリボンをx等分したときの1本分の長さをycmとする。
④面積が20cm²の長方形の縦の長さをxcm,横の長さをycmとする。
といった問題が出てきます。上記の4つを「y=」の式に直し,比例なのか反比例なのか,どちらでもないのか答えます。
「表にすると簡単だ」と思いつつ,以外とそう簡単ではありません。比例はどのような関係なのか,反比例はどのような関係なのかを把握しておかなければなりません。さらに上記の問題では既習事項が定着している前提の問題です。読みや想像が苦手な子どもにとっては難しい問題です。
こういった問題の時,まず比例と反比例がどのような関係なのかに立ち戻ることが必要です。この問題に迷っていた子どもに下のイラストを見せました。すると「あ~そうやったそうやった。だからこれは…」と問題を解き始めました。
文章が羅列してあると混乱もしやすくなります。そういう時こそ原点に返ることが大事なのかもしれません。
本文に関係ありませんが面白かったのでこちらも載せておきます。↓
(画像元 パグまんが めー語)