ライフステージと課題内容
C君は高等部生です。前回の支援計画会議で卒業を前にしている年代だし、毎回同じような認知課題や他の子と同じような日課よりも、自分でも達成感があり、人から評価もされる作業課題に替えていくことを話し合いました。それからは、C君に缶つぶしが終わったら公園でブランコというスケジュール提示をしています。作業課題は繰り返しの内容が多い課題で、一定の量をこなし時間もかかり、持続力や体力が少し必要です。小さい時期にはすぐに飽きてしまった人でも、年齢を重ねると落ち着いて取り組めるようになってきます。目標がブランコというところは小さい時期と変わらなくても、作業内容を取り込むことで、ライフステージに合わせた生活に替えていけばいいのだと思います。