すてっぷ・じゃんぷ日記

今日の活動

漢字の「仕組み」を教える

漢字を覚える時,それぞれの漢字を一つずつ,漢字そのものを覚えようとするのは難しいです。以前も書いたように特に読み書きが苦手な子どもにとって,繰り返し練習は作業感が出てしまい苦手意識が強くなってしまうことがあります。

ただでさえ漢字は膨大な量があります。我々にとっても大変だったはずですが,しかしなんとか覚えることが出来ているのは何故でしょう?

それは無意識のうちに「漢字の仕組み」を使っているからです。例えば,「泳」という漢字についてです。「さんずい」がついているから水に関係すること,そして「永」という部分があるから「エイ」という読みがありそうだ…というように,「へん」と「つくり」,あるいは意符と音符といった仕組みから漢字を理解し,覚えることが出来ます。

このように漢字の「仕組み」を教えると,漢字の「意味」を理解し,そこから読み,書きに繋がります。