すてっぷ・じゃんぷ日記

2019年6月の記事一覧

みんなで演奏

音楽の効果は様々なものがあります。手足を動かすことが苦手な人は、いろいろな楽器を使うことによって身体機能を向上させます。言葉にハンディキャップのある子どもに対しては、歌うことや、音楽に合わせて身体を動かすことで、発語を促したり、ジェスチャーなどで意思を伝達する楽しさが体験できます。集団での行動が苦手な子どもでも、注意力や集中力を高め、順番を守ったり、相手のことを考えたりという社会性の獲得もあります。
また、苦手なことが多い人は、自分の評価が実際よりも低くなってしまったり、自分を表現することをためらいがちだったりします。音楽活動を通じて、成功体験や満足感を得て、自分を表現していくことができるようになる人は少なくありません。今日はみんなでリズム楽器(箱とか鍋とかも)を使って合奏をしました。みんなリズムをとるのは大好きです。

ゲームマナー

本日はカップインピンポン。ピン球をバウンドさせて目当てのカップに入れるゲームです。入ると「やったー」はずれると「くっそー」と大声が出ます。教えたいのは周囲の仲間の声掛け「やったねー」「おしい!」の掛け声。発達障害の子は他者の行動や心の動きが読みにくい人もいます。でも「入らない時に ざまーみろ と すごいすごい だったらどっちがうれしい?」と聞くとわかります。「人に会ったら自分からこんにちわ。人が成功したら自分からすごいね。これは、みんなが気持ちよくなるマナーです」と何度も何度も教えます。

 

遊びこむとは

よく子どもの発達に必要なことは遊びこむことだと言われます。遊びこむとは、子どもが自分で遊びを選び、挑戦し、工夫をして、面白いから仲間を誘い込み、さらに共同遊びの工夫をし、仲間割れもし、でも一緒に遊んだほうが面白いから休戦調停をして、日が暮れたので、また明日やろうと仲直りして別れる、この一連の過程の濃度が濃いことをさします。でも、近頃は遊び文化の年長から年少への伝承が途絶え、遊びの面白さの子どもから子どもへの伝承は持続不可能となりました。手持無沙汰な子どもは仮想空間で自分を慰めるしかありません。そこに、大人が介入して遊びを伝えるとき、この遊びの面白さをどう演出し準備するのかがこの業界の仕事の醍醐味です。「またやりたい!」という子どもたちの一声を待って、今日もスタッフの精進が続きます。本日もボールダーツに取り組みました。

バースデーケーキ

今日は6月生まれの人の誕生会。みんなからおめでとうを言われてまんざらでもなさそうです。誕生会といえばバースデーケーキ。スタッフが心を込めてクリームケーキを作ります。しかし、なんとこの季節どこのスパーマーケットにもイチゴがないのです。ネット通販で見ると「とちおとめ15個」送料込みで2400円!!一個160円!!ん~たこ焼き200個は作れるな~と却下。イチゴのない季節は冷凍イチゴ(一個50円程)でもいいかなぁと検討しています。ということで今回はさくらんぼとキウイフルーツにしました。 HAPPY BIRTHDAY!

 

ホットケーキミックス

子どもの調理には絶大な威力を発揮するホットケーキミックス(HCM)。ホットケーキだけでなく、クレープからパンケーキ、今川焼にどら焼きと変化自由自在。本日もHCMを使って、ホットプレートクッキーに取り組みました。

HCM材料を全て袋へ入れ、混ぜます。好きなトッピングを投入。今回はチョコクランチにしました。ナッツやチョコ系を入れると美味!チョコの時は砂糖は減らします。スプーンや手で好きな大きさに形成します。手で丸める時は手のひらに小麦粉などをつけるとくっつきにくいです。ホットプレートへ入れ焼きます。アルミホイル等で蓋をして弱レベルで5分経ったらひっくり返します。裏も5分程焼いて出来上がりです。出来立てはカントリーマァムみたいな食感でした。