すてっぷ・じゃんぷ日記

2019年9月の記事一覧

お迎え

放デイの始まりは、学校へのお迎えです。様々な学校があり、子どもも職員もそれぞれの学校で対応に違いがあります。最も違うのは特別支援学校です。児童と教員の距離がものすごく近いのです。確かに、危険がわからずに飛び出しなどを予防する必要がある子どもも中にはいますが、安全管理とは関係なく押しなべて近いのです。自立すべき人と認識していれば少し離れたところから、そっと見守るようになります。子どもとの距離間が支援では一番重要です。これを間違えるだけで、とんでもなく重度の方に見えてしまうのです。いつも距離が近いと子どもの支援者への依存心が高くなるだけでなく、離れなければならない時に子どもの不安感が一気に高まるのです。言葉で不安を上手に表せない場合、寝転んだり、暴れたり、急に怒り出したりします。距離を離すためには、困ったことがあればその場で伝えるコミュニケーションスキルが必要です。どうも、離れられない子どもと支援者ほど適切なコミュニケーションが成立していないことが多いように見受けられます。支援者と子どもの共依存は、子どもから依存されることに無意識のうちに自己の存在価値を見出し、そしてお互いに相手をコントロールし自分の望む行動を取らせることで、自身の心の平安を保とうとするというメカニズムで進行していきます。

メニュー注文タブレット

今日はアルプラザ亀岡でボーリングをしました。子ども連れで多くの方が楽しまれていました。今回はスコアが100に近づく人もいました。ノーガーターなので、もう少し練習すればスコアはもっと伸ばせると思います。お昼は、「和食のさと」東亀岡店でランチを食べました。最近の大型チェーン店のメニュー注文はタブレット注文が増え、メニューが視覚化されていて、子どもにもわかりやすいのでいいです。ただ、選択のタブが文字だけのものがあり、わかりづらいところがあります。同系メニューの色を統一すれば、誰でももっと自立的に選べます。また、選んだものの合計金額は出るので、予め予算を設定するメニューがあれば、引き算ができなくてもあと何円使えるのかわかって、もっと便利になると思います。

麻婆茄子

今日の昼食は麻婆茄子です。日本でアレンジされた四川料理(中華料理)の一種だそうです。本来は「魚香茄子(ユーシャン・チエヅ)」として知られるナスとひき肉を使った料理です。麻婆豆腐と同じ味付けで、豆腐の代わりに揚げた(蒸す場合もある)ナスを使って作られるのが日本アレンジの麻婆茄子ということです。

 

9月のお誕生会

本日は9月の人のお誕生会でした。9月生まれは22日までがおとめ座、それ以降はてんびん座です。おとめ座の人は社会通念や道徳心を重んじていて、気遣いができて、責任感があります。また、周りの人に迷惑をかけることを嫌がります。几帳面なところがあり、神経質と言われます。きっちりとしていて、計画通りに物事が進むことを好みます。

天秤座は、品位を重んじ、どんな時でも感情を露骨に表現することはありません。争いより妥協を選ぶ平和主義者です。信用されやすく友人が多い。友愛的、平和主義で人々との良好な人間関係を築きます。しかし自分のテリトリー、家庭に入ると 強引で、頑固でマイペースで、自分の殻に閉じこもるとという面が出てきます。また、いざ行動を起こすとなると思い切ったことをする傾向があるそうです。

ペットボトルクラッシャー

作業課題で、ペットボトルを気持ちよく潰すアイテムがないかと探してたらありました。ペットボトルクラッシャー。旭電機化成 アルミ缶&ペットボトルつぶし 。2200円なり。ペットボトルが逃げないように口に十字の突起部分を入れると安定します。500ml.350mlも問題なく 1/3 程度に小さくなります。横に潰すタイプは、力が結構いるのでうまくいきませんでした。縦につぶすこのタイプは体重をかけるだけで良いのでいい感じです。後は耐久性がどれくらい優れているかです。またレポートします。

スパゲテイナポリタン

本日のおやつ作りはスパゲテイナポリタンです。スパゲッティの本場イタリアのナポリとはまったく関係のない日本独自のパスタ料理です。アルデンテとはほど遠く、柔らかめに茹でられた麺に炒めたケチャップの甘く香ばしい味わいは、子どもはもちろんのこと、多くの大人にとっても懐かしさを覚えます。昔と違ってさまざまなスパゲッティが手軽に食べられるようになった現在でも、ナポリタンは喫茶店や洋食屋、レストランで人気のメニューで、家庭料理の定番です。

ナポリタンはホテルニューグランド第2代総料理長の入江茂忠さんが戦後に考案したそうです。ホテルニューグランドは、1945年(昭和20年)8月30日のダグラス・マッカーサーの来日直後から7年間GHQに接収されていました。入江は進駐軍の兵士がケチャップで和えただけの具なしスパゲッティを食べているのを見て、ケチャップだけでは味気ないと考え、生トマト、タマネギ、ニンニク、トマトペースト、オリーブオイルでトマトソースを作り、炒めたハム、ピーマン、マッシュルームを加えてソースで和えたスパゲッティを考案したといいます。

このスパゲッティは「スパゲッティーナポリタン」と呼ばれました。「ナポリタン」という命名は、中世のころナポリの屋台で庶民向けにトマトソースをかけたスパゲティが売られていたことをヒントにしたものだといいます。

ところがどっこい、トマトソースなんてすっぱいしめんどくさいという揺り戻しがおこり、横浜のレストランで内容はそのままでトマトソースがケチャップになり、味が調整されて全国デビューとなったということです。

 

名前ボードフォルダー

先週から、入り口に写真入りの名前カードを透明フォルダーに入れて子どもたちが読めるように壁に貼っています。すてっぷでは、退勤ソフトを使ってフェリカカードで登所持と退所時に子ども自身でセンサー記録をするようにしています。つまり、タイムレコーダーを使っているのです。ただ、今までは全体から名前カードが見えないようになっていたのを、壁に透明フォルダーを設置して、友達の顔と名前を覚えてもらえるようにしたのです。現在利用者27名が毎日10名程度が入れ替わり利用しています。週1回しか利用しない人もいてなかなか名前が覚えきれない人や、そもそも人の名前に関心が薄い人も少なくないので名前を覚えてもらう目的です。名前というのは覚えることによって存在を意識するものです。「あの人」と言ってる限りは子どもにとっては自分の生活圏に入れていないのです。当然、名前も知らない同士では誤解も起こりやすいです。名前を大事にしようというのが名前ボードフォルダーのコンセプトです。

ペットボトルダーツ

立ったままの状態で、ペットボトルの真上で、割り箸をつまんで持ちます。割り箸を落として、ペットボトルの口の中に入れます。ペットボトルの中に入ったら得点をあげます。片目を瞑って落とした方が入りやすいです。ペットボトルの口が小さい場合は、口の大きなボトルも使うと不器用な人も参加できます。

フォトフレームつくり

夏休みの活動の思い出に、前回(8/24)折り染めで作った染め紙でフォトフレームを作っています。

最近フォトフレームどころか、紙に焼いた写真すらあまり目にしません。せいぜい結婚式とか七五三とかくらいです。当然、町中の写真館も一つ二つと消えていき、紙で焼くのはスーパーマーケットかコンビニの専用機です。何より、写真を渡すと、「データーで頂戴」と言われLINEやメールで送るのが日常となりました。アルバムも使わなくなり携帯の中の写真フォルダーに何千何万という画像や動画が保存され、場所や時間で検索するとすぐさま出てくるという時代になってしまいました。

ユーミンの「卒業写真」の歌いだしで
♪悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人はやさしい目をしてる♪
やっぱり、過去の写真は、重いアルバムの表紙を開けて、懐かしむもんだよなぁ。なんて古いのかしら…。

マイクラで共同作業

今日はマイクラセミナー日。すてっぷでは週1回ほどマインクラフトの子ども講習会をしています。基礎から順番にマインクラフトのスキルのレベルアップを図っています。ブロンズ・シルバー・ゴールド・ゴールドシルバーと階級も受けたセミナーでマイクラ師匠(スタッフT)が階級授与します。本日は簡単なギミック(トランポリン等)をみんなで作ってみました。

マインクラフトでユーザーがチャット欄に命令を入力するだけで、指定した建造物を作ってくれるAIをFacebookが開発しました。驚くべき点は、言語で命令できること。今までゲームソフトを使用した同様のプロジェクトは行われてきましたが、専用のコードをコピペする必要があったり、煩わしい手順を実行する必要がありました。
しかし、今回の「CraftAssist」と名付けられたプロジェクトでは、言語(英語のみ)を使用しチャット欄に入力するだけで命令ができ、AIが読み取って実行してくれるのです。つまり、「赤い家を作って(Make a red house)」「16×16の四角形を作って(Make a 16 by 16 square)」などと命令するだけで、AIが勝手に作ってくれます。

ただ、それのどこがおもしろいのか、私にはわかりませんが…。